行ってみた

メロン好きの聖地|新宿高野のフルーツバイキング

一般的な認知度がどのぐらいなのか存じ上げないが、ご存知「新宿高野」のフルーツバイキング(タカノフルーツバー)をご紹介したい。

このフルーツバイキングの存在を知ったのは東京に出て来た1年目だったので随分前になるが、知って以来そこそこの頻度で通い詰めている。

私が富豪ではないためそこそこの頻度でしか通えないのだが、富豪であれば毎日通うに違いない。

そのぐらいここは私にとっての極楽である。

タカノフルーツバー_1

残念なことに、女性がいないと入れないので、ご覧の通り男性の私は1人で入店が出来ない。

なので友人の女性であったりそのときお付き合いさせて頂いていた女性であったり、これからお付き合いさせて頂くことになりそうな女性であったり、とにかく女性と食事をすることになりそうなタイミングで都合よく来店出来るように努力を惜しまなかった。

そう書いてしまうと、まるでメロンを食べたい私が女性を利用しているだけのように思えるかもしれないので訂正しておこう。

私はほぼメロンしか食べないのだが、もちろん他のフルーツもたくさんあるしデザートも充実、食事もおいしい。

これまで同行頂いた人を見てきた限りにおいても、普通にバイキングとしてのクオリティが高いので確実に満足してくれていたと思う。

私はメロン以外のものはチェイサー及び箸休めとしての分量しか食べないので詳しくは語れないが、気を抜いたら食べ過ぎてしまうので、つまりそれは美味しいということである。

普通こういったバイキングだと、メロンがあったとしてもそこまでのクオリティは期待出来ず精度も低いのだが、さすがは新宿高野、素晴らしいメロンが次から次へと運ばれてくるのだ。

あくまでバイキングという制度のもとで料金をきちんと支払って、ルールの範囲内で食事させて頂くことは問題ないという認識なので、とにかくメロンを食べさせて頂いている。

しかしながら、あまりにもメロンしか皿に乗せていないとなると、私も分別のある成人男性であるがゆえ、若干周りの目は気にして他のフルーツや料理も少し添えて自分のテーブルまで運ぶようにしている。それらをメロンのお供として頂くのである。

タカノフルーツバー_2

制限時間は90分だが、その間ずっと口のなかにメロンを泳がせておくことが出来るなんて、何かの間違いではなかろうかと思えるぐらいの極楽だ。

90分の間、ものすごい集中力をもってメロンと対峙させて頂いているため、もしかしたらドン引きした同行者もいたのかもしれないが、大半はそんな私を見て面白がってくれる心優しき方々ばかりだったのでとてもありがたかった。

ちなみに、90分が終わったからといってお楽しみが終了というわけではない。

そう、ゲップだ。

ゲップの原理は詳しく知らないが、メロンを大量に食べているということは当然メロン味のゲップが頻繁に出ることになる。

だいたいお会計を済ませてお店を出たあたりに1発目がやってくるだろうか。

その後も2発目、3発目、・・・忘れた頃にまた・・・という具合だ。

フッ・・・まだ至福の時間が続いてやがるぜ・・・

そんな気分で私は家路へと向かうのである。

・・・というのは半分冗談で半分本気なのだが、とにかくこんな密度の濃いバイキングがたったの2,700円だなんて、何かの間違いではなかろうかと思うほどの良心価格である。

ただし、土日祝はすぐに入れたらラッキーで、だいたいは行列に並び、今まで一番混んでたときはフロア外の階段に並んだこともある。

頑張って富豪となって、平日に悠々と通い詰めたいものである。

タカノフルーツバー_3